第195回放送曲のテーマは・・・暖かい沖縄から冬ソング・・・

マンマ話 質問:「乳がんになりやすい人なりにくい人の特徴ってあるのですか?」
乳がん発症リスクpart2
乳がん発症リスクには大きく2つに分けることができます。
先天的要因(遺伝性乳がん)と後天的要因(生活習慣・生活歴・持病等)です。
前送(第194回)のマンマ話では後天的要因についてお話しましたので
今回は先天的要因(遺伝性乳がん)について話します。
1・遺伝性乳がんの頻度
遺伝性乳がんとして知られているのは5疾患ほどあり、乳がんの全体の7%~10%を占めます。
→このうちの約半数(乳がん全体の3%~5%)が遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)です。
ハリウッド女優のアンジェリーナ ジョリーさんがこの疾患であることを公表し話題となりました。
2・原因
BRCA1・BRCA2という遺伝子の異常でおこる。これらの遺伝子に異常があると一生のうちに約50%程度の確率で乳がんや卵巣がんを発症する。
3・遺伝性乳がん卵巣がん症候群を疑う要因
〔本人〕
・若年性(50歳以下)
・両側または同側の多発
・トリプルネガティブタイプ(5種類ある乳がんのタイプの1つ)
・男性乳がん
〔既往歴・家族歴〕
・乳がん、卵巣がん、膵がん、前立腺がん
4・遺伝子検査(BRCA1・BRCA2)
今のところ、あくまで乳がん又は卵巣がんになった患者さんに対して行うものです。
実施施設は限られており、実施要件等はガイドラインで決められています。
(いつでもどこでも受けられる検査ではありません。)
5・遺伝子検査を行ってどうするの? (遺伝子異常が判明したら検討すること)
リスク低減手術(がんを発症する前に予防的に切除する)
1 ・リスク低減乳房切除術
2 ・リスク低減卵巣卵管切除術
→アンジェリーナ ジョリーさんは①②ともに受けています。
(1 ・2は日本では保険適応になってない)
今後、日本でも治療の選択肢として入ってくると思われますが、クリアしなければならない様々な問題があります。十分な説明を受け、しっかりと理解することが必要です。

この記事は下記の番組より投稿しております。

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第2・4・5火曜日20:00~20:50

かなめとふみのマンマるトーク

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